西陣千本商店街レンタサイクル貸出し所より、自転車で南におよそ5分行くと下立売通を東にいくと、平安京の歴史がまさに眠る回廊跡がある。
桓武天皇延暦13年(794)に遷都された平安京の中心をなす宮殿の一画は現在の千本丸太町一帯の地に置かれていた。 そのうち天皇の住居であった内裏は大極殿のあった千本丸太町の東北方のこの地域に東西57丈(約218メートル)の広さで造られていた。 この内裏は厳重な築地回廊で囲まれていた。その遺跡の一部は、昭和38年の下水道工事で知られ、昭和44年、48年の発掘調査でさらに明らかとなった。その結果、ここには内裏内郭の築地回廊の西南部が埋もれており、その基壇西縁の凝灰岩羽目石、束石、地覆石が遺存し、約30メートルの長さにわたって東北方向に延びていることが確かめられた。この回廊の幅は約35尺(10.5メートル)である。平城京、長岡京の内裏築地回廊と同規模である。 この回廊跡は、現在知られている、内裏の確実な遺跡としては唯一のものであり、朝堂院、豊楽院における遺跡の一部と共に、平安京研究上重要な基準となるものである。
- 【住所】
- 上京区下立売通土屋町西入南側
- 【見所】
- 平安宮内裏内郭回廊跡
- 【近隣スポット】
- 大極殿跡、山中油店、上京歴史探訪館、豊楽殿跡
- 【近隣グルメスポット】
- 綾綺殿
- 【関連人物】
- 藤原道長、
- 【西陣レンタサイクルからの所要時間】
- 5分
- 【近隣の通り】
- 千本通、下立売通






