一条戻橋の下を流れる堀川は京都における重要な川でした。平安遷都以前は鴨川の本流で,都城の造営のために高野川や白川の流路に合流させたあとを堀川にしたというのが通説でしたが,最近の学説では平安京の街路に合わせた人工の川だといわれるようになってきています。
上京区内には,ほぼ一丁毎に橋が架かっていますが,中でも著名なのは一条戻橋(もどりばし)です。今はない小川(こがわ)がここで合流していました。戻橋は戦後だけでも2回架けかえられ,その伝説を想像することもできなくなっています。戻橋の伝説の一つは,平安時代に熊野の修行から帰る途中の浄蔵貴所が父の文章博土三善清行の葬列に遭遇し,祈念をこめて蘇生させたというのが古く,安倍晴明が式神12体を橋の下に封じ込めて,用事のために召し使ったとか,源頼光の四天王の一人渡辺綱がこの橋で美女に化けた鬼女の片腕を伐り落としたなど数限りなくあり,後世,戻りを忌む橋として,いろいろな風習を生み出しました。
- 【住所】
- 上京区堀川通一条東入ル
- 【見所】
- クスノキ
- 【近隣スポット】
- 護王神社、武者小路千家、霊光殿天満宮、福長神社、富岡鉄斎旧宅、護王神社、黒田如水邸址
- 【近隣グルメスポット】
- 松屋常盤 (京都市中京区堺町通丸太町下ル橘町83)
プチレストラン(京都市中京区柳馬場通竹屋町下ル五丁目232) - 【関連人物】
- 安倍晴明、源頼光、三善清行、渡辺綱
- 【西陣レンタサイクルからの所要時間】
- 10分
- 【近隣の通り】
- 一条通、堀川通、東堀川通







